1970年のコンピューターミシン


厳密に言へば、修理じゃないよね。

 

ロックのMO522だけど、

 

お年を召されてね、目も悪くなって、なにより手の力が弱くなって、

ロックミシンは、針交換するとき、小さいドライバー使わなきゃ・・なんで、固く締めないと針落下して危ないしね。

 

で、針交換の依頼。本当はねぇ、針は自分で換えていただきたいんだけど、ご事情があればね・・やむなしよね。

 

当然、通常の修理料金より安くさせていただくけど、やっぱりガソリン代くらいは、私も必要なんでねぇ、もったいないし、申し訳ないけど、有料です。

 

交換したけど、直角に、ぐにゃ曲がりしてたんで、素人さんには交換難しかったかもね?

 

無事交換して、縫い目も問題なし。

 

ついでに、本縫いに使っておられるコンピューターミシンのボタンホールの仕方がわからないと言われるんで、ボタンホールのやり方をお教えして、終了です。


コンピューターミシンの半分は優しさで出来ています。


毎度ありがとうございます。m(__)m

先日、藤沢店にて、お預かりしました、家庭用コンピューターミシン・JUKI㈱・HZL9800・スーパーザ・ミシン創ingⅡです。

動かなくなり、縫えないとのことです。

1989年モデルですので、メーカーからの部品供給は、終わっていますが、無くなる前に注文していた僅かな部品ストックが当社に有りました。(^^ゞ

概算の見積りを出してみて、年数が28年前とかなり経過しているので、実際に作業に取り掛かって治ったらラッキーと思って下さいと、お客様にお伝えし、修理に取りかかりました。

このミシンで故障が多いのが、針棒関連の部品劣化の為に針の上下運動ができなくなるのですが、お客様は、以前にもメーカーに修理を出されているのが、点検時にわかり、部品を変えていましたので治る確率が高いと感じていました。













この部品は、針棒切りはずしストッパーという、重要な部品で、この部品のストックが少し有りましたので、新しく交換しました。





もう1つ重要な、針棒位置バネは、以前に交換しているようで、状態は良かったです。
生憎この部品はストックが無いです。

代わりに作ろうと思えば作れますが正常に動く保証がありません。



針の糸通しの不具合があるので、糸通し針棒ガイドの位置を小さい1.5㎜の小さい六角ネジをいじって、位置を調整しました。





お手入れ含めメンテナンスクリーニング・注油・グリスを付けて、組み付けた後に、試験縫いをして確認しました。(^^ゞ




刺繍も綺麗に、形が崩れることなく縫えましたので合格です。



何度か実用縫いと刺繍を交互に試験縫いして、針が正常に上下運動するので、安心しました。





担当 ヒラノ

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